モウセンゴケとハエトリ草の花が咲いた

モウセンゴケ

モウセンゴケは、非花植物の一種で、小ささが特徴です。主に湿った場所や木の幹、岩などに生えることがよくあります。

昨年、私はホームセンターでモウセンゴケを購入し、今年で2年目を迎えています。この冬を越して、ついに我が家のモウセンゴケに花が咲きました。昨年もハエトリ草に花が咲いたのですが、モウセンゴケに関しては、今回が初めてです。

2月には株分けを行い、ハエトリ草を増やしています。一方、モウセンゴケに関してはこれまで特別な手間をかけていませんでした。しかし、現在の季節であれば、葉ざし(傷みの少ない葉の先端約10cmを切り取り、水苔に挿す方法)を利用して増やすことが可能だそうです。それにちなんで、モウセンゴケも増やしてみることにします。

ハエトリ草

ハエトリ草はいくつか花を咲かせています。しかし、これらが育ちを悪くさせる可能性があるため、基本的には花が伸びてきたら切り取っています。

ハエトリ草の花

ハエトリ草の花茎が長い理由は、主に次の2つの生物学的な目的があります。

  • 昆虫の引き寄せ: ハエトリ草の花は、多くの場合、鮮やかな色をしています。花の茎が長いと、その明るさと香りがより広範囲に拡散することができ、より多くの昆虫を引き寄せることができます。
  • 受粉の助け: ハエトリ草は長い茎の先端に花をつけます。そして、この花は鮮やかな色彩と香りで受粉昆虫を引き寄せます。一方、捕食部(葉)は地面近くにあり、触れると閉じる性質があります。このように、茎と葉の位置的な差別化によって、受粉昆虫が捕食されるリスクを減らしています。
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